秋の夜長に。-Christy Moore- [CD・DL]
今年の夏にアイルランドに行ってから、いろいろとアイリッシュづいております。滞在期間はたったの2日でしたが、とても楽しかったんです~。元々音楽面でもその他の面でもアイルランドに興味があったということもありますが。外国の雰囲気を味わいたくて、国内でもアイリッシュ・パブをいろいろ開拓したものです。今度現地に行くときは1週間か2週間ぐらい行きたいわん。
で、最近Christy Mooreにハマっております。元々アルバム一枚持っていたのですが、アイルランドのモリ友にChristy Mooreも好きなんだよねーとメールしたら、どっさりCD(とDVD一枚)が送られてきたもので・・・ああ、ありがたや。名前を知ってる人はほとんどいないと思いますが(ここにコメントくださる方は知ってるかな?)、アイルランドでは超有名なトラッド・フォーク・シンガーです。私は、BSフジで放送された2004年のグラストンベリーのダイジェスト版で、初めてこの人を知りました。放送されたのはたったの1曲、"Missing You"という曲でしたが、魂のこもった熱い演奏に目が釘付けになってしまいました。
その後その曲が入っているVoyageというアルバムを買い、そのときはそれで一段落。でも今回送ってもらったライブのDVDを見て再燃。いやー、すごいんですよ、これがまた。ご本人のアコギとパートナーのエレキだけの演奏なんですが、熱くて、伝わってくるものがたくさんあって。見ている間中ずーーーーっと涙流してました。特に声がとっても暖かいんですよ。察するに御齢60歳くらいでしょうか?見かけは本当に普通のおじさんなんですけどねぇ。曲は、アイリッシュ・トラッドがベースなので、美しくもどこか悲哀がただよってて、ちょうど今の季節に聞くとピッタリです。これは2006年のダブリンでのライブなのですが、MorrisseyのAmerica Is Not The Worldもカバーしています。(2004年のグラストンベリーでモリのライブを見たとき、この曲をいたく気に入ったんだとか)すっごいしみじみしてますが、私は好きだなぁ、このカバー。サイモン&ガーファンクルみたいです。
(追記)YouTubeでこんなん見つけました。2つ前の記事で話題のポーグスのシェインと共演しています。交流あったんですね♪クリスティおじさんはこんな感じです。
で、本当はこのDVD紹介したいんですが、どうも日本には入ってきてないみたい・・・残念だわぁぁ。で、とりあえずCD一枚紹介します。Voyageもいいけど、こっちの方がChristy Mooreを感じてもらうにはいいかもと思いまして。アコギの響きが好きな方はぜひ一度お試しください。
Christy Moore、知りませんでした。良いですねぇ!おっさんぽくって。今度買ってみます。
アイリッシュといえば、Chieftains、Van Morrisonはもちろんですが、DeDannanの”Ballroom”ってアルバムが大好きです。Dolores Keane(ドロレス・ケーン)がVo.で。
アイリッシュの若手ではCara Dillon(Rouch Trade所属!)がおすすめ。あ、でも彼女はフォーク色の方が強いな。でも可愛いから許す。
Waterboysの”Fisherman's Blues”のデラックス版も良かったなぁ。彼らはロックしている時も凄い(特にライブ!)けど、このアイリッシュ・トラッド路線も大好きです。
by みっち (2006-10-11 22:33)
おっさんぽくてって、おっさんなんですが(笑)でもいいんですよぉ。ぜひどうぞ。相方のギタリストさんも、見かけ地味ですがただものじゃねーなー、という雰囲気を感じます。
DeDannan、存じませんでしたが、聞いてみたいです。自分が一番初めに好きになったアイルランド出身のアーティストって、実はギルバート・オサリバンだったなぁ。ふと思い出しました。
WaterboysのFisherman's Blues、大好きです。デラックス版でてるんですか。うむむ・・・ライブよさそうですねぇ。一度聞いてみたいです。
by RieK (2006-10-15 00:48)