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忘れえぬ夜。-Mark Gardener Live 2- [Live]

先日に引き続き、8/3も行ってまいりました。場所はZher the Zoo YOYOGI。先日のO-nestよりもさらに小さい、ライブやるならアコースティック、週末はDJイベントがありそう?なハコでした。この日は日本のアーティストが5組出演、Markがトリでアコースティックライブというスケジュール。Markが出るまでずっと他のバンドを聞いてるなんて、いつもだったら飽きてしまうところですが。今回出演したアーティストはみなさんいい音を聞かせてくれて、まったく退屈しませんでした。さすが。合間にDJがかける曲もUKロックがメインで、少し疲れたけど、待ってる間も十分楽しかったです。

そして始まってから数時間後、Markが登場。おとといよりは断然お客が多くて(でも120~130人くらいかな?私の整理番号が111だったから)、始まりからいい感じで盛り上がり、Markもとても楽しそうでした。笑顔がなんてチャーミング!おじさん度が進んだなんていって、ごめんね、Mark.のびやかな声と力強いギターは変わらず。ソロの曲から8曲(?)、カバーを1曲、Rideの曲を4曲ほど演奏。イフェクターを使って声やギターの音をループしたのは、弾き語りにアクセントをつけようとアイデアを練ったためでしょうか。それがかえってバンドの不在を感じさせて、ちょっと切なくなった私。

今回も私はMarkがほぼまん前の位置にいました。こういう場所だし、アコースティックだし、あんまり大きい声だと他の人に迷惑かもしれないから、小さな声で、覚えた曲をずっと口ずさんでいました。うかつにもコーラスのある曲では勝手にハモったり。ハモったり!(←恐れ多いんだよ、おめー!!)顔から火がでるほど恥ずかしい。でもそうせずにはいられなかったんです。大合唱は不釣合いかもしれないけど、ただせめて一緒に歌いたくて。一緒に歌うことで、こんなにあなたの曲が好きです、って伝えたかった。

そんな私に気づいたMark、私の顔見て"You chorus!" と一言。このときはそう言ってるとはわからなかったので、えへへへって笑いを返しただけですが。(コーラ?って聞こえた・・・)あとはねぇ、少しでもコンタクトをとりたくて、今回は英語を投げかけてみました。「今度来るときはバンドで来るからね!」というMarkに「待ってますー!」と一言。するとにこやかに笑って「ありがとう。ほんとに来たいよ!」と返事。Markと会話が成立、うふふ~。

そして本編が終わってアンコール2曲。オーラスはRideのDrive Blind! EP"Smile"に入ってる、私の大好きな曲。胸がいっぱいになりました。この曲を聴いてるときによぎった思い、それはライブの間に何度も思ったこと。今だってこれだけのギターを弾き、これだけの曲を書くことができ、これだけの声で聞かせることができるのに、どうしてRideは・・・。世界だって目指せたはずなのにね。でも、今こうしてソロで歌を聞かせてくれるMarkが、とても好きです。今度はぜひバンドで来て下さい。絶対行くから。えーと、私の大好きな麗しの"Smile"はこちらです。

Smile

Smile

  • アーティスト: Ride
  • 出版社/メーカー: Sire
  • 発売日: 1990/10/05
  • メディア: CD

ライブ終了後、店内にMarkのソロアルバムが流れたので、立ち去りがたくてしばしうろうろ。もちろんMarkの姿も拝めるかも、という下心つき。しばらくして、ふと出入り口のほうを見ると、なにやら携帯で誰かを撮影している様子。え。ひょっとして?と出入り口に向かうと、なんとMarkがファンと一緒に写真に納まったり、サインしたりしてるじゃないですか!!すっかりミニサイン会&記念撮影会となってました。ちょっとこれは!と思い、列に並びました。気さくに写真やサインに応じるMark、ライブが終わってすっかりリラックスした様子。近くで見ると結構背高いなぁ。あ。あっ。タバコ吸ってる!待ってる間にどんどん緊張してしまったのですが、タイミングをみてMarkに話しかけ、持ってったCDにサインをもらい、一緒に写真も撮ってもらいました。

緊張しながら挨拶した私、「いいライブでした、ありがとう」って伝えたかったのに、私の顔を見たMarkが「あ。きみ、前のほうでずっと歌ってたよね!覚えてるよー」なんていきなり言うから、大パニック。えええ、覚えてた?覚えててくれた?うわーん、うれしいよぉ。そのせいで、自分が言ったことは大体覚えているけど、Markが言った言葉はところどころしか覚えてましぇん・・・(涙)でも、「ソロアルバム、大大大好きで、今日ライブに来れて幸せです」って言えたことはよかったかな。握手もしてもらいました。大きくて、ちょっとごつごつした手。名残惜しかったけど、最後に「Myspaceのフレンドだから、メッセージ送ります」って伝えたら、「数日後になるけど、帰ったらチェックするよ」ですって。やたー、会話成立。それにしても、ナイスガイだなぁ、Markって・・・。久々にミーハー心が騒いだ、忘れえぬ夜となりました。

サインの画像だけのっけます。ノロケだと思ってください。えいやっ!
 


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ワンダ

とても素晴らしい夜を過ごしたようですね。
実は、RIDEのアルバムもマーク氏のソロも聴いたことは無いのですが、レコード屋で目にするたびに気になっていたところです。今度見かけたら購入してみます。
それにしても、これだけお好きなアーチストを少人数のキャパで、まん前で聴けたのは凄く羨ましい体験です。(ごめんなさい、ファン心理としてはもっと大きな会場の方が……というお気持ちもあるかと思いますが、ギグを聴く環境としては少人数でまん前というのは理想的としか言いようがないと思います)。
目の前で歌っている人に、「あなたの歌が大好きです」って直接伝えられるのは、リスナーとして最も喜ばしい瞬間ですよね。

しかし本人と言葉を交わすチャンスで気持ちがいっぱいになってしまい言葉が出ない……というのは、ほんとーに良く分かります。
私なんか、ボズと2回チャンスがあったのに結局「(サインくれて)ありがとうございます」としか言えなかったです……。モリシー以外のソロ作も大大好きだと言いたかったのですが……。
by ワンダ (2006-08-05 12:14) 

RieK

>gag_hiyokkoさん、nice!ありがとうございました。ひょっとしてRideのライブごらんになられたんでしょうか。そうだとしたらうらやましいです。

>ワンダさん、毎度です。いやー、今回のなんて、普通ないですよ。Smashやクリマンが仕切れば、クアトロか小さくてもDuoあたりでしょうからね。そういうところを通さなくてもライブがセッティングできるというあたり、Markの人徳&人脈が伺えます。おっしゃるとおり、本当に素晴らしい体験でした。前なんだけどとても余裕があって、気持ちよくライブに浸ることができましたよ。実はまだまだRideは聞き込んでなくてあんまりえらそうなことはいえませんが、RideのSmileと1stのNowhereはいいと思いますよ。あとMarkの1stも。機会がありましたらよろしくです。

私は下手なのに歌うことが好きでしょうがない人間ですが、今回は歌うことで「あなたの音楽が好き」と伝えられたと思います。まぁ、口が勝手にコーラスパートをハモってしまったのが、今思い出しても恥ずかしすぎますが。

>しかし本人と言葉を交わすチャンスで気持ちがいっぱいになってしまい
ホントです。しかももっと話したいけど、他にも人がいるから、あんまり長くなってもなーと思うと余計にあせったりして。ボズとは2回もチャンスがあったんですか。きっと次もありますから、次はなんとか。ぜひ。言ってみましょう!
by RieK (2006-08-05 21:33) 

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